「学生奇術問題!?」さんで以前出ていた話題…。あちらでは三重県版でしたが、こちらは静岡で。まんま、パクリですいません。
静岡人はなぜか「しぞーか」と言います。浜松は「はまーつ」、藤枝は「ふじぇーだ」。
・しぞーか語で同意を求める場合、「~ら?」と言います。「でしょ」→「ら?」
例 「宿題やったでしょ?」 → 「宿題やったら?」
これは「んら」につながります。
「宿題やらないでしょう」は「宿題やらんら」になります。「でしょう」→「んら」
「来ないでしょ?」 → 「来んら?」
「だら」が良く使われる形です。「しないのでしょう」は「しないだら」
「食べないでしょう」は「食べんら?」又は「食べんだら」
・過去形は「け」です。
例 「宿題やらなかった」 → 「宿題やらんけ」
「しなかった」は「しんけ」。 「な」が「ん」になることも特徴。
「こなかった」 → 「こんけ」
・「かもしれない」 → 「かしん」
例 「行かないかもしれない」 「行かんかしん」
ここで注意。「行こうかな」は「行かっかしん」で、非常に良く似ています。注意。
・「すごく~だ」は、独特の言い方で。
「すごくうまい」 → 「うーんまい」
「すごくおいしい」 → 「おーいっしい」
「すごくまずい」 → 「まーんずい」
・「ご馳走様でした」を「いただきました」と言います。
「いただきます」で始まれば「いただきました」が普通と思ってました。
・しぞーか語のなかでも突出して微妙なニュアンスを持つ言葉が「みるい」。
形容詞なのはわかりますが、何を指すのか。漠然としすぎてるんですが一般的に「成長途中で成熟していない」感じ。「みるいトマト」「みるい男」「みるい考え」
・変な言い回しとしては「かう」は「(鍵を)かける」。「とぶ」は「走る」など。
・「なりき」「じゃん」なんかは他県でも使われる方言。
一部では「踏みつける」を「ふんずばす」とか「ずら」「おぞい」「おとましい」といった言葉を使います。
これだけ覚えれば「しぞーか語検定4級」は受かりますよ。